鳥屋諏訪神社( 神奈川県

所在地:神奈川県相模原市緑区
彫師:大工 椛町 中野喜右衛門 秋田三四郎
彫物製作年代:安永4年(1775)

市指定有形文化財で、相模原市のホームページには「 鳥屋諏訪神社本殿は、桁行、梁行とも1.35メートルの正方形平面で、一間社宝形造、屋根は柿葺、四方に千鳥破風を置き、正面には軒唐破風を付ける珍しい形式です。また、繁垂木の二軒に半繁垂木の飛えん垂木がついて三軒とする点や彫刻による装飾が豊かな点も特徴です。本殿内の棟札に安永4年(1775年)の再建及び「大工 椛町 中野喜右衛門 秋田三四郎 門人 及川村 桐生長五郎光興」と大工の名が記されています。毎年元日、8月第2土曜日の神社の祭礼日などに公開されています。」

鳥屋諏訪神社の彫刻の一番の特徴は、正面左右の柱の龍だ。昇り龍降り龍が一対になっていて柱に巻きつくものがほとんどだが、ここの柱の龍は、両方とも昇り龍であり、なおかつ柱を飲み込むがごとく、咥えこんでいる。さらに縁下の斗栱を支えているのが亀(玄武?)ということだ。通常支えの主役は力神だと思うのだが、こういった形の亀というのは非常に珍しいことと思える。この社殿の椛町の大工と棟札になっているが、椛町というのは、どこの地域のことか現在調べているが、八王子系、相模原系、甲州系、どちらの系統の大工なのだろうか?
© 2008 Wakabayashi Jun. All rights reserved.