和気神社( 岡山県

所在地:岡山県和気町
彫師:邑久大工・田淵耘煙斎勝義
彫物製作年代:本殿・明治18年、拝殿・明治20年

和気清麻呂公生誕地・和気氏発祥の地に鎮座し、古には和気氏一族の氏神として遠祖 鐸石別命(ぬでしわけのみこと)が祀られ、和気神と称せられた。天正19年(1591)に数町川下にあったが大雨で流されたので現在地に遷座。
境内および周辺は、芳嵐園の桜、もみじ山の名の通り紅葉、藤公園の藤の花と四季折々楽しめる。日笠川のほとりに鎮座し橋を渡ると清麻呂公の大きな銅像があり、その先鳥居、随神門があり一直線に参道が延び階段を上がると社殿がある。

拝殿、本殿は和気町の文化財に指定されている。棟札から明治18年より順次再建され、明治18年に本殿、明治20年に幣殿・釣殿・拝殿、明治28年に随神門が建立された。大工棟梁は、邑久大工の田淵耘煙斎勝義。邑久大工は17世紀後半から19世紀前半にかけて備前地方の寺社建築を手がけたことで知られています。大工棟梁を輩出した村の名から、山田大工あるいは宿毛大工とも呼ばれた。著名な邑久大工棟梁は山田村の尾方家柴田家、 宿毛村の田淵家。社殿の彫刻は、拝殿の向拝の龍が特徴的で、本殿の向拝の鷹、腰羽目の波に兎などが生き生きと躍動感がある。
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