大峰神社( 群馬県

所在地:群馬県みなかみ町
彫師:上州花輪 高瀬忠七
彫物製作年代:寛政4年(1792)

水上ICのすぐ近くに鎮座。「おおみね」ではなく「だいほうじんじゃ」。大宝元年(701)の勧請で古くは大宝宮と称していた。神社の西に大峰山があり山頂に吾妻耶社があり奥宮で、大峰神社は里宮で山名をそのまま称している。明治9年の小仁田村誌には「大峯山廻り数村利根川上郷総鎮守ナリ、当今ハ川上郷拾五ケ村氏子ナリ」の記述あり。本殿は覆屋の中にある。

本殿は寛永14年(1637)沼田の真田家によって再建され、その後寛政4年(1792)修復された。彫物棟梁は、花輪の高瀬忠七(郎)。高瀬一族の作品は群馬県北部に多くある。本殿の前に鎮座する木彫りの狛犬は、後年地元の彫師が制作したもので大迫力がある。本殿正面には、鳳凰、龍、下部には波と軍扇、扇子、水と団扇など独特の意匠が用いられている。胴羽目には、師と弟子、養老、林和靖など、下部には唐獅子牡丹、波に兎など、海老虹梁には波と亀など。木彫りの狛犬と装飾の施された社殿が見事に調和している。
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