高部屋神社( 神奈川県

所在地:神奈川県伊勢原市下糟屋
彫師:東都本所・後藤楢之助正義
彫物製作年代:慶応元年(1865)

創建年代は不詳。糟屋庄百二十七ヶ村の総鎮守として崇敬される。鎌倉時代、源頼朝に仕え吾妻鏡、源平盛衰記等に功名を記された地頭糟屋有季が社殿を造営。次いで天文二十年(1551)地頭渡邊石見守社殿再興。天正二十九年(1591)徳川家康は朱印十石を寄進した。慶応元年社殿再興。現幣殿は往時のままだが、本殿は関東大震災に倒壊し、昭和四年の再建である。(解説板から)

境内は、欅や銀杏の大木が聳え、茅葺の拝殿であり、いかにも古社の趣のある神社だ。多少高台にあるので背後の展望が開けている。彫物は向拝部分が見もので、木鼻の迫力ある龍、手挟みの鳳凰と龍馬、そして向拝虹梁の浦島太郎と竜宮城と乙姫。彫師は銘があり、東都本所・後藤楢之助正義。
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