畦吉諏訪神社( 埼玉県

所在地:埼玉県上尾市
彫師:山田弥吉
彫物製作年代:明治15年 1882年

 創建年代は明らかではないが、建御名方命を祭神として畦吉地区の旧家の氏神だったが、寛保元年(1741)その旧家から徳性寺に附された。本殿は明治3年造営、明治15年に再建された。明治40年畦吉地区の八柱を合祀した。諏訪神社の例祭に奉納される「ささら獅子舞」と「万作踊り」が市指定の無形民俗文化財となっている。

 境内は平成8年から9年にかけて行われた修復作業のに、境内樹木の伐採も行われた様で、欅らしい大木が目立つ程度広々としている。拝殿から玉垣を巡らし屋根と柱の上屋に覆われ本殿が鎮座している。向拝虹梁上の龍、木鼻の獅子、海老虹梁の竜、懸魚は竜か魚か?葡萄に栗鼠と彫物の数は多くないが、地元の名工・山田弥吉の迫力のある彫物だ。特に夕方だったため、西日に浮かび上がった海老虹梁の竜はよかった。
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