大曽根八幡神社( 埼玉県

所在地:埼玉県八潮市大曽根
彫師:常州北方 後藤一重
彫物製作年代:明治28年 1895年

 文亀2(1502)年に八幡神像が祀られたとも、後三年の役で知られる源義光が兄である義家の援軍のため、寛治元(1087)年に八幡神を奉斎したとも伝えられる。明治4年(1871)に大曽根村の村社、明治22(1889)年に八幡村の村社となる。明治28(1895)年に本殿・拝殿を改築。八潮の代表的な行事や風景、 文化財など、市民が選定した八潮八景のひとつに大曾根八幡神社は選定されている。

 社殿は彫物尽し。拝殿の向拝から簡素な玉垣に囲まれた本殿すべて、彫物で覆われている。その題材も様々。彫師は常陸北方の後藤一重。拝殿向拝中央には、王巵弾琴、本殿の胴羽目には、八岐大蛇、天岩戸、本殿向拝柱には龍が巻きついている。ほかに源頼朝など目を凝らせば、数々の見事な彫物が見ることができる。
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