佐倉鷲神社( 千葉県

所在地:千葉県佐倉市先崎
彫師:星野理三郎政一
彫物製作年代:天保15年 1844年

 創建は不明、享保7年(1722)の『佐倉風土記』には、『祭神は明らかでない。承平7年(937)7月7日に朱雀天皇の勅命により慈恵僧正が創建し平将門の悪行を取り除いた。行基菩薩作の釈迦如来像を安置し鷲峰の名に因んで鷲宮と呼ぶ。応永年間(1394〜1428)の火災で一切の記録が失われた。天日鷲命<あめのひわしのみこと>を祭るのではないか』とある。境内には欅の古木があり、すぐ拝殿がある。本殿は屋根が掛けられている。現在の本殿は、天保15年(弘化元年、1844)の建立。大工棟梁は、八千代市下高野の立石菊右衛門藤原元隆、彫師は星野理三郎政一。

 本殿は屋根がかけられているが、壁がなく、低い石の塀だけなのでじっくり拝観することができる。本殿を飾る彫物は、羽目板の唐子や胴羽目の源頼光大江山登拝、脇障子の滝に牡丹と唐獅子などすばらしい。なかでも向拝の柱の昇り龍降り龍は大迫力、見事のひとことにつきる。 
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