白井宗像神社( 千葉県

所在地:千葉県白井市清戸
彫師:彫師不明
彫物製作年代:天保2年 1831年

 清和天皇の御世貞観18年(876)の創建。下総国印旛郡印西内郷の総鎮守であり、宗像大明神が下総に鎮座したのはこの社がはじめてといわれる。御祭神は、湍津姫命(たぎつひめ)、田心姫(たごりひめ)、市杵島姫命(いちきしまひめ)。千葉県北西部、印旛沼と手賀沼の間に宗像神社と鳥見神社が分布している。
境内は鎮守の森に覆われていてすがすがしい。歴史ある神社にしては社殿がつつましやかな感じがするが、基壇から社殿を支える斗栱、組物が見事でバランスのよい、姿のよい社殿だ。

 彫師不明のようだが、胴羽目の仁田四郎の猪退治、小鍛冶、牛若丸、脇障子の浦島や養老の意匠も彫刻も整っている。向拝の竜、蛙股や木鼻の獅子、組物下羽目の波と亀などもよくできていて、姿のよい社殿によく調和している。
© 2008 Wakabayashi Jun. All rights reserved.