白井鳥見神社( 千葉県

所在地:千葉県白井市富塚
彫師:下総結城 竹田重三郎
彫物製作年代:文化9年

富塚地区の産土様で、創建の時期は不明。慶安三年(1650)、享保十九年(1734)、寛政九年(1797)、文化九年(1812)、明治八年(1875)の五枚の棟札が残っている。狛犬がいてすぐ本殿がある。現在の本殿は文化九年(1812)大工は地元神々廻出身の笠井杢之直。一間社流造で、総ケヤキの素木造り。境内には神楽殿、富士塚があり、歓喜天も祀られている。

彫物は下総結城の竹田重三郎で、向拝柱の昇り降り竜と向拝虹梁上の火炎に竜は迫力がある。胴羽目3面には二十四孝の中の楊香、郭巨、唐夫人、ほかに波に兎、浪に鯉、浪に亀なども見応えがある。これらは向拝の竜の迫力というより、整った繊細な感じの彫物だ。

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