所在地:稲敷市阿波958 彫師:磯辺儀左衛門信秀 彫物製作年代:文化13年 1816年
大杉神社は、通称 あんばさまと呼ばれている。祭神は倭大物主櫛甕玉命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)および大己貴命・少彦名命。境内の大杉を御神体としているので大杉神社となった。創建は神護景雲元年(767年)と伝えられる。仁治2年(1241年)に京都の今宮神社から大己貴命・少彦名命を勧請し合祀した。江戸時代以降、疱瘡除けや水上交通の神として、関東一円と東北の大平洋側に信仰が広がった。