寶登山神社( 埼玉県

所在地:長瀞町長瀞1828
彫師:飯田岩次郎
彫物製作年代:明治7年 1874年

秩父三社のひとつ。創建は西暦110年、約1900年前、第12代景行天皇の御代とつたえられる。祭神は神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)(神武天皇)、大山祇神(おおやまづみのかみ)火産霊神(ほむすびのかみ)。かつては火止山の字が使われ、火防、盗賊除け、諸難除けの守り神として広く信仰されている。現在の御社殿は、江戸時代末から明治初頭に造り替えられた本殿、幣殿、拝殿より成る権現造り。平成二十二年御鎮座壱千九百年となり、本殿は平成20年6月から平成21年秋まで改修、拝観することができない。
宝登山の山ろくに本殿があり、周囲には日本武尊社をはじめたくさんの摂社、末社がある。隣接して玉泉寺があり、(永久元年(1113)の開基)神仏分離の後は別当を廃しますが真言宗智山派に属しながら、神社とともに今に至ります。宝登山山頂には奥宮がある。宝登山にはロープウェイがあり、山頂駅周辺には、宝登山動物園,宝登山ロウバイ園がある。

社殿は弘化4年(1847)本殿再建が始まり、明治7年(1874)完成。拝殿向拝には2段に龍、木鼻も龍の彫物があり迫力に満ちている。欄間には二十四孝の彫物がある。明治13年吉田流、明治14年甲源一刀流、明治40年日置流の奉納額が掲げられ、周囲に龍の彫物で飾られている。彫師は神社では飯田岩次郎の作といっていた。奉納額には彫物師の名も書かれ、日置流額は田端角太郎、甲源一刀流額は飯田常吉。吉田流額は、大工の名しか書かれていない。
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