伊勢崎神社( 群馬県

所在地:伊勢崎市本町21-1
彫師:本殿・二代石原常八、拝殿・
彫物製作年代:本殿・嘉永元年(1848年),拝殿・昭和7年

 保食神(うけもちのかみ)と八衢比古命(やちまたひこのみこと)のほか二十八柱。順徳天皇の御代、健保元年(1213年)に三浦介義澄の創立したものと伝えられます。代々の赤石城主の崇敬厚く、明治に至って氏子持ちとなった。以前は元飯福神社と称したが、町内数社を合併して大正十五年、伊勢崎神社と改称。伊勢崎という地名は、古くは赤石の郷と云いましたが、元亀年間に伊勢大神宮を勧請奉祀して、伊勢崎と云うようになったと伝えられている。社殿は本殿・幣殿・拝殿からなる権現造り、本殿は嘉永元年(1848年)の再建で、拝殿には大きなプロペラが奉納されている。このプロペラは中島飛行機(現富士重工)の従業員が奉納したもので、戦時中に飛行機が無事に帰ってくるようと祈願したそうだ。境内にはイチョウの巨木が4本あり、樹齢は約150年。

拝殿の彫物は昭和7年伊勢崎町の池田長光の作。鳳凰、獅子、向拝の龍はいいが、海老虹梁の龍は同じ彫師のものとは思えない。
本殿は、嘉永元年(1848年)の再建で彫師は、二代石原常八によるもの。胴羽目には養老、脇障子には素盞鳴尊などの彫物がある。それ以外に本殿から幣殿にかけて軒から腰組まで、びっしりと鶴、獅子、龍など瑞鳥、霊獣などの精緻な彫物が彫られている。また持送りの鷹と松などの彫物は見事だ。
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